Cafe OLU

Wednesday, December 27, 2006

タマレ Tamales

先日の記事に書いた、クリスマスイブにメキシコでよく食べられるタマレ、実は大昔から食べられているのです。これまた先日書いた記事の中で 「メルギブソンの映画、Apocalyptoを見た後、マヤ文明に関する本(The Maya by Norman Hammond, foLIO Society)を読んでいる。」と書きましたが、この本の中で、マヤの人達は、コーンなどの穀物をたくさん栽培してと書いてありました。タマレとは、コーンを砕いて、乾かして粉にして、それを油分を混ぜて生地を作り、その中にチーズやお肉を入れて、バナナの皮やコーンのハスクで包んで、蒸した料理です。マヤの人達は、マヤ文明が発達した土地でたくさん栽培できたコーンを使って、タマレを作っていたみたいです。多分お肉やチーズはその時代は高級品なので入れなかったと思いますが。今、タマレは、メキシコだけじゃなく、マヤ文明が発達した今のガテマラ、ホンドゥラス、ベリーズ、あと、南米でも食べられているみたいです。
マヤ文明とタマレの話に戻りますが、マヤ遺跡で見つかった壷にタマレも描かれています。

http://www.fiery-foods.com/dave/chilechoc.asp

このページの一つの写真に、マヤ遺跡で見つかった壷に描かれたタマレが載っています。The Old World Sips Chiles and Chocolate の記事にある写真です。

こんな昔の食べ物が今でも食べられていると思うと、本当に不思議です。

ちなみに、Apocalypto、本当にお勧めの映画です。(日本ではどう編集されるかわかりませんが、ちょっと映像が強烈です。血を見るのが駄目な人は駄目でしょうね。)この映画を見て、マヤ文明の本を読んでいると、いつかマヤ遺跡にいってみたいなーと思います。

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